2008年10月16日 HealthDayNews
遺伝子が過食や過度の体重増加を招く一因である可能性が、新しい研究によって示された。

研究者らは、今回の知見が体重減少の特効薬につながるわけではないが、特に若年者における良い食習慣と運動の重要性をさらに裏付けるものであるとしている。

米科学誌「Science(サイエンス)」10月17日号で報告された研究は、神経伝達物質であるドパミンを利用し、食物に対する脳の反応を調べた最新の研究。

食事を摂ると、脳の報酬(reward)中枢の細胞はドパミンを放出し、快感を引き起こす。

これまでの研究では、脳内のドパミン受容体が少なく、他の人と同じ満足感を得るためにより多量に食べる人がいることが報告されている。

また、特定のドパミンD2受容体遺伝子を持つ女性は、ミルクセーキを飲んだときの快感反応が最も低く、同じ快感反応を得るにはより多くのミルクセーキが必要であった。

追跡調査では、これらの女性が翌年、過体重になる確率が高いことも示された。

Stice氏は「ドパミン受容体を標的としたダイエット薬に効果はない」と述べ、脂肪の多いファストフードを子どもに食べさせないという早期の行動療法を勧めている。

 

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