メタボリックシンドロームってなに?
メタボリックシンドローム【Metabolic Syndrome】とは、内臓脂肪型肥満(目安:ウエスト回り男性85cm以上・女性90cm以上)に糖尿病・高血圧・高脂血症のうちいずれか2つ以上を合併した状態をいいます。
現代の多くの日本人、特に40代を過ぎた日本人は、肥満で、かつ高血圧・高脂血症という症状を持つ人が非常に多く、テレビなどでウエスト回りを測定して映像を見たことがある人も多いでしょう。
メタボリックシンドロームは、健康診断の数値では明確に出るものですが、身体の症状としては、「無症状の状態」が長く続きます。つまり、生活習慣病の代表である肥満・糖尿病・高血圧・高脂血症などは、1つ1つを見れば、即、死につながる症状ではないのですが、これらの症状が「合併して」進むことによって、動脈硬化や心筋梗塞などにつながっていくわけです。
また、最近の研究から肥満・糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病は、おのおのが独立した病気というよりは、内臓に脂肪が蓄積した状態が続くことによって起きることが明らかになってきました。逆の言い方でいえば、動脈硬化、心筋梗塞の最大の原因が肥満(内臓に脂肪が蓄積した状態)によって引き起こされるというわけです。
さらに、よくご存知のように、ガン・心臓病・脳卒中という日本人の死因の60%以上を占めると言われている三大成人病も生活習慣病と言われることから、このメタボリックシンドロームで大きな問題になっている肥満及び内臓脂肪蓄積(目安:ウエスト回り男性85cm以上・女性90cm以上を目安)が現代の日本人のあらゆる病気の「もと」といえます。
よって、現在では厚生労働省をはじめ、政府も先頭になって、メタボリックシンドロームの撲滅、肥満の解消に官民一体となって取り組んでいます。
特に注目されるのは、2001年の労災保険法の改正にともない、定期健康診断で血圧、肥満度、血糖、血中脂質の4項目すべてに異常が見られる、いわゆる「死の四重奏」の人に対して、二次検査を受ける費用や特定保健指導を受けた際の費用については労災保険が給付されることになりました。
このことは、メタボリックシンドロームが、生活習慣病の重要な予兆であることが社会的にも認知されたからでしょう。
では、この日本人の多くに当てはまるメタボリックシンドロームの予防にどうしていくか?について、これから詳しく見ていきましょう。
ウエスト回りが男性で85cm以上、女性で90cm以上の方はLet’s Go !